レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表ストライカー、セルヒオ・アグエロに狙いを定めているようだ。
スペインの『Deportes Cuatro』によると、左ひざの負傷で長期離脱を強いられているモナコのコロンビア代表FW、ラダメル・ファルカオが代理人のジョルジュ・メンデスを伴い、マンチェスター・シティのフットボールディレクターであるチキ・ベギリスタイン、モナコのドミトリー・リボロフレフ会長、さらにはシンガポールの大富豪であるピーター・リム氏とマドリード市内のレストランで会食していたことが報告されている。マドリーのペレス会長も後からこの会合に合流した。
食事会の目的は未だに明かされていないが、一部報道によると、その会合はアンヘル・ディ・マリアがモナコ、ファルカオがマンチェスター・シティ、そしてアグエロがマドリーへという3者間の移籍の話を進めるためだった可能性があるという。
アグエロは2011年の夏、3800万ポンド(約4500万ユーロ)の移籍金でアトレティコ・マドリーからマンチェスター・シティへ加入。すると1年目から得点ランキング3位の23ゴールを記録し、シティが44シーズンぶりの優勝を成し遂げたリーグ最終節のQPR戦では、後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾を決めた。3年目の今季も開幕からゴールを量産していたが、その後は怪我に悩まされており、現在もハムストリングの負傷により試合から離れている。(13日に行われる大一番、アウェイでのリヴァプール戦で復帰予定)
ペレス会長は以前からアグエロの獲得に熱心で、この三角トレードもその思いの中から生まれたアイデアの一つなのかもしれない。