まもなく開幕するブラジルW杯では、W杯にとっても新たな試みがなされることをご存知だろうか?

今回は、このW杯で運用される新たなシステムや仕組みをまとめてみることにしよう。

1. ゴールラインテクノロジー

一昨年のクラブW杯で歴史上初めて導入されたゴールラインテクノロジー。今回は「ゴールコントロール4D」という技術が導入され、会場となる全てのスタジアムに14もの高速カメラが設置されている。ボールがゴールラインを割った際にのみ、審判がつけている腕時計が10秒ほど振動する仕組み。

ちなみに、ゴールラインテクノロジーが導入されるまでの詳細な経緯については このコラムが詳しい。

2. バニシング・スプレー

ファールなどの際に、ボールがセットされる位置や壁までの距離を正確にするため使用されるバニシング・スプレー。昨年12月のクラブW杯でもテストされ、FIFAのゼップ・ブラッター会長が今大会で導入する意向を宣言している。

なお、大会直前の強化試合でも使用されたケースがある。現地時間6日に行われたメキシコ対ポルトガルの試合では、レフェリーがスプレーを噴射し、その塗料がメキシコ選手のスパイクにふりかけられるという珍事も起きた。韓国の1部リーグ「Kリーグ・クラシックス」でも使用されている

3. 給水タイム

今大会は温暖な気候のブラジルで開催されるため、試合中にある一定の気温を超えると、選手の安全を保証するために給水タイムが設けられる予定である。

『Football ITALIA』によれば、給水の割合は30分に一度3〜4分程度だという。

4. メッセージ付きアンダーシャツの禁止

Qolyでも3月にお届けした通り、FIFAはメッセージ付きアンダーシャツの披露を今年6月から禁止すると発表している。

これにより、選手はゴールパフォーマンスとしてメッセージつきのシャツを見せることを禁じられ、今後は罰則の対象になる。