6月10日、来季ボルドーの監督を務めることが決まったウィリー・サニョル氏が就任会見に臨んだと『L'Equipe』が伝えた。

フランスU-21代表を指揮していた経験を持つものの、クラブチームのヘッドコーチは初経験となるサニョル。ボルドーは最初のチームとして最適の場所だと話すとともに、「攻撃的な試合を目指す」と宣言した。


ウィリー・サニョル

「(ボルドーというクラブのイメージは?)

このクラブは大きな歴史を持っているし、家族のような魂を持っている。多くの選手はここから旅立っていった。文化としての成功を収めている。それは他の欧州のビッグクラブでも見られるものだ。ボルドーは20~30年前、フランスのトップクラブだった。欧州、さらに世界レベルで偉大な冒険をしてきた。

(ローラン・ブランがここから監督としてキャリアを始めたことを意識している?)

少しはね。もちろん今とは全く状況が異なるが。ボルドーは安定したクラブとして知られる。コーチには選手との対話の時間を長く取ることが許される。監督のスタートとしては、ボルドーは正しい選択だと思う。自分も正しい判断をしたと確信しているよ。

(チームは監督の意向を反映するものですが)

もし私が9人のディフェンダーをプレーさせると言ったら、皆僕を信用しないだろう。私はオープンで攻撃的な試合がしたい。バイエルンでプレーしていた時、素晴らしい試合を見せるためには、多くの楽しみを経験しなければならないということを理解した。ゴールを奪うため、我々はそう考えなければならない。

ボルドーは多くの人々に試合を見てもらうことを必要としている。そしてゴールを見せる。それがフットボールというものだからね。最初から1-0、0-0の試合を作ろうとすることはないといえる。

物事は毎日変化していくが、私は常に選手を第一に考えよう。彼らは今バカンス中だ。何も惑わせたくはないよ。

(今夏の補強の目標は?)

実際の動き回復の具合を見てからになるだろう。プロ契約は6月30日までだし、ボルドーは質の高いユース組織も持っている。地元の才能を引き上げることを遅らせるのはいいことじゃないからね。

あと、退団選手を考えれば必要なところはある。センターバックのようにね。しかし、それはクオリティの問題になるから」


【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名