【初戦、コートジボワール戦の問題点】
結城康平:では、ちょっとコートジボワール戦に話を移してみましょうか。初戦ということで、勿論最も大切な試合だったと思うのですが。
タカク:コートジボワール戦、結局前から守備いけなかったよね。前からの厳しいプレスで相手のDFラインのミスを誘う、っていうことも出来たんじゃないかなあ。
スケゴー:そういう意味では大迫起用も意外でしたね。柿谷でコートジボワールのDFラインの裏を使っていくと思っていたので。
結城康平:あの試合は、前からいけたとは思いますけどね。DFラインは序盤結構浮き足立ってましたし。
白面:精神的に初戦だったから思い切れなかったのか、コンディション調整面の失敗か、理由はいくつか考えられるけど、何故か前から走れなかったのは失敗ですよね。
結城康平:ちなみにその「前から守備にいけなかった」という面では、コートジボワールが何か仕掛けてきたという外部的要因か、日本側の内部的な要因ではどちらが強かったと思われます?
スケゴー:いや、今さらこれを言うのはあれなんですけど…実は、コートジボワール戦、負けたショックでちゃんと分析してないんですよ。
白面:これは可愛い(笑)
タカク:そういうかわいこぶるの、やめてもらえる?(笑)
一同:(笑)
タカク :では、結城君の質問に戻して。コートジボワール側が組み立ての時に、上手くオーリエと香川のマッチアップを使おうとしてたのと、日本代表のDFラインが初戦だから慎重に入ろうとしたこと。勿論両方の要因があった。それでも、日本のやり方の方に深刻な原因があった気はします。
結城康平:まず大迫と本田、その2枚しか高い位置に残ってない形だったので、そこから前から当たるには、単純に人数が足りないですよね。
タカク:でも、かといってリトリートも出来てなかったよね。前から行くのでもなく、引くのでもなく。
結城康平:そうなんですよね。いっそ思い切って引くんなら、もう相手のボランチに本田と大迫が当たるくらいでも良かったはずなんですが。
白面:あの試合は、遠藤を何故入れたのかもわからなかったね。
タカク:そういう意味では、必然の失点でしたね。
筆者名:結城 康平
プロフィール:「フットボールの試合を色んな角度から切り取って、様々な形にして組み合わせながら1つの作品にしていくことを目指す。形にこだわらず、わかりやすく、最後まで読んでもらえるような、見てない試合を是非再放送で見たいって思っていただけるような文章が書けるように日々研鑽中」
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