8月15日、『Il Messaggero』は「ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクは、ローマのイタリア代表FWマッティア・デストロの獲得に向かっている」と報じた。
また『Sportmediaset』は「イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーがマッティア・デストロの獲得に動いている」と伝えており、2チームの競合となっていることが示唆されている。
記事によれば既にローマのGMヴァルテル・サバティーニ氏はロンドンを訪れて交渉を行っており、トッテナムとウェストハムのプレミアリーグ開幕戦を観戦する予定になっているとのことだ。
ローマは今夏既に1500万ユーロ(およそ21億円)の赤字となっており、デストロ、あるいはアデム・リャイッチのどちらかが売却される可能性が高いと言われている。
デストロについてはローマは2500万ユーロ(およそ34億円)という価格を設定中。ヴォルフスブルクは2200~2400万ユーロ(30~33億円)というオファーを送っているとのことだが、トッテナムについては場合によってはローマの言い値を支払う可能性も考えられているようだ。
なお、リャイッチについてはリーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーが関心を示しており、こちらの交渉が進めばデストロはチームに残す可能性が高いという。