『Tuttomercatoweb』は「元イタリアU-21代表MFマルコ・ドナデルは、アメリカ・メジャーリーグサッカーのモントリオール・インパクトと契約する」と報じた。
マルコ・ドナデルは1983年生まれの31歳。ACミランの下部組織出身であるが、レンタル先のレッチェ、パルマで活躍して名を上げたボランチ。パルマ時代には中田英寿選手と同僚だったため、日本でも比較的名が知られている。
2005年にはミランとの契約が満了となりフィオレンティーナへ。そこでは184試合に出場するなど主力として活躍し、2011年にナポリと契約した。
しかしそこでは怪我もあってほとんど出場機会が貰えなくなり、ヴェローナへのレンタル移籍も経験。今夏契約を双方合意の下で打ち切り、チームを離れていた。
モントリオール・インパクトは今季限りで現役を引退するマルコ・ディ・ヴァイオが所属していることでも知られているカナダのクラブ。トロントFCと同じく、アメリカ・メジャーリーグサッカーに越境で参加している。
マルコ・ドナデル
「僕は新しい経験を積みに行くつもりだし、新しい世界を知るというチャンスを得た。メジャーリーグサッカーのシーズンは終わりに近いので、僕は2月まで登録することは出来ないけどね。
カナダはライフスタイルでの選択だ。僕は違う場所で自分を試してみたかったし、現在興味深いリーグでもある。他のオファーがなかったわけではない。たとえばインドとかね。しかし、シーズンが短かったし、僕は長期的なプロジェクトの一員になりたかったんだ。
(ナポリでは?)
最初の年に怪我をして、2年目にはヴェローナにレンタル移籍した。そして、僕は契約を無効にした。基本的に、ナポリでプレーできるチャンスがなかったからね」