10月13日、オーストラリア・Aリーグのウェスタンシドニー・ワンダラーズは「ドイツ・ブンデスリーガのマインツ05から、オーストラリア代表FWニキータ・ルカヴィツァを獲得した」と発表した。
We've signed Socceroo Nikita Rukavytsya: http://t.co/hDTrcuihlp #WSW
— WS Wanderers FC (@wswanderersfc) 2014, 10月 13
ニキータ・ルカヴィツァは1987年生まれの27歳。果敢なプレーとスピードを武器としているアタッカーで、前線であればどこでもこなすことが出来る。
現在のウクライナ生まれであるが、14歳でオーストラリアに移住した経験を持つ選手で、オーストラリア国立スポーツ研究所の卒業生。2008年には北京五輪にも出場している。
2008年にパース・グローリーからトゥウェンテに移籍して欧州に進出し、2010年にドイツのヘルタ・ベルリンに加入。2012年にマインツと契約し、昨季はFSVフランクフルトに貸し出されていた。
ウェスタンシドニーはACLで決勝戦に進出するという快挙を成し遂げているが、今夏小野伸二、アーロン・ムーイ、ユスフ・ヘルシなど中心選手を失ったために選手層が薄く、10日のAリーグ開幕戦ではメルボルン・ヴィクトリーに4-1と大敗している。