前述したようにカップ戦ながら17歳という若さでトップチームにデビューしたシストゥは2013-14シーズンに正式にトップチームに登録され、2013年7月のAGF戦で初ゴールも記録。
ミッテュランの下部組織はFWヴィクトル・フィッシャー(現アヤックス)、MFマッズ・アルベック(現スタッド・ランス)、DFシモン・ケア(現リール)らを輩出しており、シストゥは2012-13シーズンにそのミッテュランのアカデミー最優秀選手に選出されている。 アカデミーの監督であるフレミング・ボロイ曰く、とてもとてもクレバーでクリエイティブな選手でドリブルを得意としており、自分自身に要求するものが大きく、さらなる成長のために絶えず取り組んでいるそう。持ち味は攻撃で、得点だけでなくアシストもできるアタッカーとのこと。
2013年にミッテュランとの契約を2018年(17年と言う情報も)まで延長。その際、スポーツディレクターのクラウス・ステインレイン氏は「彼は信じられないほど献身的だ。ピオーネよりも献身的なフットボーラーに会ったことはない。彼は非常にプロフェッショナルなんだ。ピオーネには独特の才能がある。素晴らしい将来が待っている」とその能力を絶賛していた。
一方、シストゥ本人は「(契約を延長したのは)自分を素晴らしくよく成長してくれる素晴らしい場所だから。今はこのクラブ以上に自分のいるべき場所を見いだせない」と語っている。
地元紙では「ミッテュランに最高の利益(移籍金)をもたらした選手のひとりであるモハメド・ジダンと多くの類似点を持ち、サポーターたちは新たなお気に入りを得た」としている一方で、リールやマルセイユ、ナポリ、ユヴェントス、レッドブル・ザルツブルクといったクラブが興味を示しているとも伝えている。
期待度大の逸材、シストゥのこれからに注目だ。