【サンダーランド:大型補強も、チームの方針は未だ決まらず】
14位 サンダーランド (昨シーズン 14位)
Point: 19
得点: 15 (18位)
失点: 24 (13位)
得失点差: -9
結城「次は、みんな大好きサンダーランドですよ」
広澤「とりあえずアダム・ジョンソンから。最初の方、結構頑張ってましたが、中盤は爆死でした」
Sakeshiy「まず健康で出ているという点だけでも、AJにとっては素晴らしい」
結城「結果が出ていなくても、希望に溢れるプレーをするので、サンダーランドの攻撃で可能性を感じる数少ない選手っていうのはあります。なんだかんだで、彼を外すっていうのは難しそう。中堅クラブの星感がありますね」
db「逆に言うと、中堅クラブで頼られるからいいんじゃないのかな」
Sakeshiy「後は、ウィッカムが最近、ウイングで使われているよね」
タカク「俺も見た」
広澤「スタートが4-1-4-1からなんですが、途中に中に入ってくるアダム・ジョンソンとかの関係で、中央でゴチャゴチャするんですよね。結局最後はフォーメーションが変わっているという」
結城「ウィッカム自体も変にウイングを意識して、調子崩しているっていうのが勿体ない。ミドルシュートとか撃ってますよね、彼。イングランド期待のセンターフォワードのはずなんだけど、トッテナムのケインにその座を奪われそう」
タカク「ジャッケリーニの出場機会の少なさが、震えるよね」
広澤「元イタリア代表なんですけど......」
結城「『イタリアの王者ユベントスの一員で、イタリア代表の常連』っていう選手を買ってきて、ベンチで干すっていうのは、なかなか出来ることではない...コンテとか、どんな気持ちなんだろう今。香川がウイングで使われて、悲しんでいた時のクロップみたいになってるんじゃないかと心配です」
db「完全に馴染めてないよねぇ?プレミアの水に」
Sakeshiy「後はアルヴァレスが、見た試合だとほぼ6バックの右でプレーしていて、インテリスタは悲しいだろうなあと」
広澤「あの、アルヴァレス、出場機会コアテスより少ないってどうなんですか......」
結城「もともとコアテス、そこそこ気を使える選手ではあるからねえ。今のリバプールにはいないタイプだし、戻れば居場所を見つけられる可能性も...」
Sakeshiy「下部レベルでは強い選手を集めて、ひたすら引き分けを狙っている。チェルシーとリバプールに引き分ける引き分け力」
広澤「10引き分けですからね......引き分け数2位のハルに3つの差をつける達人感」
Sakeshiy「カウンターにそこまで向いてる選手がいる訳じゃない、ってのも問題だよねえ」
広澤「センターにジョルディとかラーションとかカッターモールとかですね」
結城「ジョルディは良い選手だけど、パスサッカーで生きる選手なので...。後はセントラルをプレーした経験が長い訳ではないので、守備に問題が。ウィッカムで当てて、アダム・ジョンソンが特攻っていうパターンくらいしか思いつかない」
Sakeshiy「後レヴェイエールは、レギュラーで出ている。彼が入ってから、引き分け祭りなんですよね」
広澤「でも前節、左オシェイだったんですよね...。CB4人も並べて、ウイイレでもやってんのか......? っていう」
db「やめろ...! オシェイはセンターFWからGKまでやった選手なんだぞ......!!」
結城「戦術家気取りだけど、そんなに優秀じゃない絶妙なポジェと、このやたら豪華な面子が凄い相乗効果で面白いものを作り出している」
db「降格さえしなければお金はそこそこ入ってくるからなぁ...」
Sakeshiy「ここ、誰が来ても駄目なんですよね。体質が変わんないんですよね。マーティン・オニールとか、スティーブ・ブルースとかでも駄目だったんで」
タカク「モウリーニョ呼ぶ?ほこたてみたいな感じで」
一同「(笑)」
db「でもしばらく落ちてないよね?そのわりに」
結城「グレートエスケープが得意なチームですからねえ。最後の方、めっちゃ団結するんですよサンダーランド」
結城「一時期はウィガンが『プレミアの大宮』とか言われてましたけど、こっちが『プレミアの大宮』ですよね。ウィガンはそもそもお金がなくて、独自路線に走るしかなかったという面で、むしろ湘南とかそういう感じな気がします」
Sakeshiy「金があって、ちょっと補強で失敗するっていうのも含めてね」
タカク「そういう意味では、プレミアでの大宮だね。ここ。まあでも、落ちないよね。ここは」
広澤「なんだかんだで既存選手の柱がしっかりしてるんで、折れはしないっていうか。スティーブン・フレッチャーとか毎年、なんだかんだで10点取りますからね」
結城「お金の使い方とか考えたら、もうちょっと頑張ってほしいってのはあるかもですけどね」