ホセ・フランシスコ・セバージョス・ジュニア(エクアドル)

エクアドルの初のW杯出場、初のコパ・リベルタドーレス制覇に貢献した同国史上最高のGKを父に持つMF。こちらも父親と全く同名で、父は2008年のクラブW杯の際にLDUキトの一員として来日を果たしている。

超人的な反射神経を誇る守護神だった父とは違い、息子は攻撃を得意としたセンターハーフだ。10代の早い時期に頭角を表し、2013年から1年間はイタリアの名門ユヴェントスに在籍。しかし出場機会はなく、昨年より再び国内でプレーしている。

親譲りの長身・痩せ型でそのプレーは一見どこか頼りなさげだが、フィニッシュワークが抜群に上手く、今大会はアルゼンチン、ボリビア戦でそれぞれ2ゴールを記録。同じく2世のジョバンニ・シメオネと並び、4ゴールで現在得点ランクでトップに立っている。

父親を超える可能性を秘めた逸材なだけに今後も是非注目していただきたい。ちなみに弟はU-17代表で、こちらは父と同じGKだ。

エクアドル躍進の陰には常に父の姿があった

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