あの英雄の甥っ子が躍動

その答えは、この試合でコロンビアの先制ゴールを決めたハルラン・バレーラだ。以前、「やっぱりサッカーはDNA? U-20南米選手権で躍動する"2世"たち」のなかでは「従兄弟」と紹介してしまったが(汗)、彼は同国の英雄カルロス・バルデラマの甥っ子である(ただ、情報が諸説ある..)。

バレーラは公称171cmと小柄で左利きだがバルデラマ同様、非常に高いテクニックと優れた感性、パスセンスを持った攻撃的MFだ。今大会は基本的に控えだがこの日はトップ下で先発出場。するとその才能を存分に発揮し、アルゼンチンを手玉に取った。

見よ、伯父に勝るとも劣らないこのスルーパスを!

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ゴール後のポーズも伯父にそっくり

先日、バルデラマがハメス・ロドリゲスに会う目的でレアル・マドリーの練習場を訪問したというニュースが伝えられたが、左利きでハメスにやや近い“偉大な伯父を持つ男"ハルランにも注目だ。

最後のウルグアイ対ペルーは開催国のウルグアイが3-1で快勝した。

試合は静かな展開となったが、ウルグアイがフランコ・アコスタ、“レコバ信者"ガストン・ペレイロの2トップによるゴールで2点をリードする。ペルーもセットプレーから1点を返すが、終盤、ペレイロのお膳立てを“セットプレーマスター"、マウロ・アランバリが今度は流れのなかから決めて駄目押し。ペルーは2連敗となった。

その結果、ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジルが勝ち点4で首位に並んだ。以降、勝ち点2でコロンビア、勝ち点1でパラグアイが続き、唯一連敗で勝ち点のないペルーが最下位となっている。

第3節は2月1日(日本時間2日朝)に行われる。

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