あの英雄の甥っ子が躍動
その答えは、この試合でコロンビアの先制ゴールを決めたハルラン・バレーラだ。以前、「やっぱりサッカーはDNA? U-20南米選手権で躍動する"2世"たち」のなかでは「従兄弟」と紹介してしまったが(汗)、彼は同国の英雄カルロス・バルデラマの甥っ子である(ただ、情報が諸説ある..)。
Jarlan Barrera comes on for Colombia's under-20 vs Chile. He is the nephew of Carlos Valderrama
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— Jonas Giæver (@CheGiaevara)
2015, 1月 19
バレーラは公称171cmと小柄で左利きだがバルデラマ同様、非常に高いテクニックと優れた感性、パスセンスを持った攻撃的MFだ。今大会は基本的に控えだがこの日はトップ下で先発出場。するとその才能を存分に発揮し、アルゼンチンを手玉に取った。
見よ、伯父に勝るとも劣らないこのスルーパスを!
強烈なシュート!防いだのはレアル・マドリー入り内定と言われるバタージャ
Jarlan Barrera celebra su gol a lo Pibe Valderrama pic.twitter.com/3bBOyTKj5O
— Luis A Ortega Guzman (@GuzmanLog) 2015, 1月 30
ゴール後のポーズも伯父にそっくり
先日、バルデラマがハメス・ロドリゲスに会う目的でレアル・マドリーの練習場を訪問したというニュースが伝えられたが、左利きでハメスにやや近い“偉大な伯父を持つ男"ハルランにも注目だ。
最後のウルグアイ対ペルーは開催国のウルグアイが3-1で快勝した。
試合は静かな展開となったが、ウルグアイがフランコ・アコスタ、“レコバ信者"ガストン・ペレイロの2トップによるゴールで2点をリードする。ペルーもセットプレーから1点を返すが、終盤、ペレイロのお膳立てを“セットプレーマスター"、マウロ・アランバリが今度は流れのなかから決めて駄目押し。ペルーは2連敗となった。
その結果、ウルグアイ、アルゼンチン、ブラジルが勝ち点4で首位に並んだ。以降、勝ち点2でコロンビア、勝ち点1でパラグアイが続き、唯一連敗で勝ち点のないペルーが最下位となっている。
第3節は2月1日(日本時間2日朝)に行われる。