2月26日、『Mundodeportivo』は「リーガ・エスパニョーラのヘタフェは、新監督として元ユーゴスラビア代表MFミリンコ・パンティッチの招聘に動いている」と報じた。

ヘタフェは今季コズミン・コントラ監督の指揮の下でスタートしたが、1月には中国の広州富力に引き抜かれてしまい、急遽キケ・サンチェス・フローレス氏と契約した。

しかしそれから成績が下降し、先日キケ・フローレス氏が辞任することを発表。指揮官が不在の状況となっている。そして現在招聘に動いているのが、ミリンコ・パンティッチ氏であるとのことだ。

ミリンコ・パンティッチ氏は1966年生まれの48歳。現役時代は1995年にパニオニオスからアトレティコ・マドリーに入団し、スペインで100試合以上に出場した経験を持っている。1996-97シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグの得点王にも輝いた。

引退後はアトレティコ・マドリーで指導者となり、下部組織で若年層を育成。2011年にはBチームの監督になり、昨季はアゼルバイジャンのFKバクーで指揮を執っていた。

FKバクーは先日報じたRCランスの財政問題で話題になったハフィズ・マーマドフ氏がオーナーを務めており、同じように経営難に巻き込まれていることから、好成績を残しながら1年で退任している。

また、他の候補としてはかつて同クラブで指揮を執った経験を持つベルント・シュスター氏、2013年までレアル・マドリー・カスティージャで監督をしていたアルベルト・トリル氏があがっているようだ。

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