守護神ネステロフやSBデニソフが不在で、U-22にも2名が出向中

今度はアジアカップだけでなく、常連と言える中から抜けたメンバーを並べてみよう。

まず目に付くのが、守護神イグナティー・ネステロフの不在である。詳しい情報は持っていないが、ロコモティフ・タシケントでは最近ベンチ入りしておらずイクラモフやカリモフが使われているので、彼は恐らく怪我であると思われる。

逆に温存されたと思われるのが前述のティムル・カパーゼヴィタリー・デニソフ。互いに先週末に行われた試合には出場しているため、今回の代表入りは免除されたものと考えられる。ただ、カパーゼは年齢的にもう33歳なので、次回のワールドカップを見据えて外された可能性もある。

そして、またもう一つ違う理由で外れているのが「次世代のジェパロフ」ことジャムシド・イスカンデロフ、細身の長身ストライカーであるイゴール・セルゲーフの2名。彼らは残念ながらスケジュールが被ってしまったAFC U-22選手権予選の方でオリンピック出場権争いをしている。

後はパフタコール時代に柴村選手と同僚だったことで知られるエゴール・クリメツ、ベテランの左ウイングであるジャスル・ハサノフが抜けているが、まあ彼ら二人については特にダメージはないだろう。

他で常連と言えばブニョドコルの献身的なMFジョフロン・イブロヒモフやイランに移籍したフォジル・ムサエフあたりであるが、最近は特にレギュラーで出るクラスの選手ではない。


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