日本と戦うウズベキスタン代表はどれくらい本気？来日メンバーからその「本気度」を採点する

この選手に注目せよ！

MF：セルヴェル・ジェパロフ

ジーコが「ウズベキスタンの中村俊輔」と評し、日本人にも完全にお馴染みとなったジェパロフ。近年は韓国でプレーしているため、今回のインターナショナルマッチデーウィークはほとんど地元開催みたいなものである。良いコンディションで臨んでくるだろう。

左利きではあるがセットプレーを両足で蹴り分ける高い技術を備え、正確なパスでチャンスを作れば、自らドリブル突破で中央を切り裂くことも。後輩からの突き上げはあるものの、まだまだイスカンデロフなどにポジションを明け渡すことはない。ちなみに現在は蔚山現代に所属しており、ユン・ジョンファン氏の指導が非常に実になっていると以前話していた。

（※日本戦のメンバーから外れたようです）

（権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました）

MF：サルドル・ラシドフ

ベタに行けばジェパロフとアフメドフ、そしてハイダロフになってしまうのだが、ここは一つ先日のアジアカップで鮮烈な印象を残したラシドフを取り上げたい。

ここ数年でブニョドコルのエースに成長した長身のアタッカーであり、前線ならどこでもこなせるがサイドの方が得意である。

豊かなスピードを生かした突進に加え、最大の武器である左足のキックが魅力。コーナーキックを直接狙うことを好んでおり、先日からはクリスティアーノ・ロナウドのような無回転ドロップシュートも見せるようになった。とにかく最前線がやや頼りない中、彼の攻撃力はウズベクにとって非常に重要である。