5月19日、『Sky』は「コートジボワール代表MFヤヤ・トゥレは、現在所属しているマンチェスター・シティに契約解除を求めている」と報じた。
今夏のマーケットに向けて大きな話題の一つとなっているヤヤ・トゥレの去就。既にかつての恩師であるロベルト・マンチーニ監督が率いるインテルへの移籍に合意していると言われており、減給も受け入れているという。
しかし、マンチェスター・シティとの契約はまだ残っており、移籍金は2000万ユーロ(およそ27億円)以上が必要だと言われているが、インテルは先日FFP違反で同じ2000万ユーロの和解金の支払いを命ぜられており、財政的にはかなり厳しい状況にある。もし額面通りの移籍金が必要になれば、手を引かざるを得ない可能性もあるという。
それを避けるため、ヤヤ・トゥレ側はマンチェスター・シティとの契約を相互の合意の元で解除出来ないかどうかを模索しているとのことで、クラブに要求を突きつけているという。
確かにヤヤ・トゥレの給与は非常に高額であり、モチベーションのない選手をクラブに残すよりは解放する方が良いという選択肢もあり得るが、マンチェスター・シティはどのような選択を下すのだろうか。