JリーグのTwitter公式アカウントが、こんな写真を投稿していた。

載せられていたのは、色鮮やかな各クラブのユニフォームやプラクティスシャツの数々だ。

ザッと数えて200枚近くはある。これは一体何なのだろうか?

実はこれ、Jリーグが進める支援活動で、Jクラブのユニフォームやシャツをサポーターから集めブータンの子供たちに寄付するというプロジェクトなのだ。

サポーターにとってユニフォームや記念シャツというのは、シーズンが新しくなるたびに欲しくなるもの。しかし、シーズン追うごとにその枚数は増える一方であり、使わなくなったシャツが箪笥にたくさん・・・という人も少なくはないだろう。

そこでJリーグでは全国のサポーターから必要でなくなったシャツを集め、アジアの国に寄付するという試みを企画しており、これまでにも2011年、2013年、2014年と行っている。

こちらは昨年、ミャンマーを訪問した際の映像。この時は全国のサポーターから746枚のシャツが集まったのだという(2011年はカンボジアに451枚が、2013年には東ティモールに1189枚が届けられた)。

そこで今年もアジア地域の子供たちにユニフォームを送ることになったのだが、その寄付先に決定したのがブータンである。

FIFAランキング最下位ながら、2018年ワールドカップのアジア1次予選でスリランカを破り大きな話題を集めたブータン代表

Qolyではこれまでにもブータンが日本代表との対戦を熱望しているというお話あまり知られていないブータン代表のユニフォームを紹介するなど、ブータン情報を手厚くお伝えしてきたが、こうした形でブータンの少年少女にシャツが届くというのは素敵な試みである。

こちらは5月22日に公開されたもの。

こちらは5月19日に公開されたもの。

こちらは5月17日に公開されたもの。全国各地からどんどん支援が集まっているようだ。

Jリーグによれば、今回対象となるのは「Jクラブのレプリカユニフォーム、コンフィットシャツ等のウェア」。Jクラブに関係のないウェアや服飾品は届けられないようで、6月8日(月)必着であるという。

【外部リンク】 Jリーグ公式HP - ブータンの子供たちへユニフォームと愛を届けます

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