中盤の補強候補として『Mirror』が名前を挙げているのはマルセイユのジャンネッリ・インブラだ。
22歳のインブラはギャンガンのユース出身でコンゴにルーツを持つアフリカ系フランス人。2011-12シーズンからトップチームでプレーしている素晴らしい左足を持つレジスタで2013年の7月にマルセイユに加入した。
チェルシーの中盤にはネマニャ・マティッチ、セスク・ファブレガス、ラミレスなどの選手が在籍しているものの、インブラの資質を高く評価。先行投資として獲得する可能性があり、移籍金さえ問題なければ資金難のマルセイユは放出に応じる可能性が高い。
そしてストライカーもチェルシーが補強する必要があるポジションだ。クラブのレジェンドであるディディエ・ドログバは1シーズン限りの契約が満了する。37歳のドログバはジエゴ・コスタのバックアッパーを務め上げスタンフォード・ブリッジを去る。最後の一花を咲かせる舞台を探し求める事が確定的であり、次にチェルシーに復帰する時は現役引退後となるだろう。
ドログバの後釜としてチェルシーが検討しているのはアストン・ヴィラのエース、クリスティアン・ベンテケだ。ベンテケは近年常にビッグクラブへのステップアップが期待されてきた選手であり、今夏こそアストン・ヴィラを離れると噂されている。3200万ポンド(およそ62億円)の価値があるとされており、チェルシーがどれ程移籍金を積むかが鍵となるだろう。