続く1953年ペルー大会では6位に終わったが、初戦で開催国ペルーに空気も読まず1-0で勝利。この試合は酸素の影響を受けない首都リマで行われた。

以降ボリビアは42年間、1995年大会まで平地での勝利は遠ざかることになる。しかもこの時の相手はアメリカ。北中米カリブ海地域に所属する招待国であった。

その後もボリビアは日本代表と引き分けた1999年大会を含め、平地で白星をあげることなく2015年を迎えることとなる。そう、エクアドル戦での勝利はコパ・アメリカ20勝目になると同時に、“高地以外で南米勢に勝利する”実に62年ぶりの出来事だったのである。