さといも「真面目な話をすれば、ELが気になっててね。ELがなかったら残留していたみたいな空気もちょっとあるけど、実際4試合しかやってないんだよね。それで果たして降格にそこまで影響出るものなのかな、と気になっていて。」

結城「4試合だけなのですが、ELでよく言われるのは移動の問題とかですかね。後は準備で夏休みが減って、上手く調整が出来ないとか。副次的に言えばスカッドをEL用に巨大化する事で、マネジメントが難しくなったりすることもあるかもしれません。とはいえ、ハル・シティのケースでELがそこまで影響した印象はないですけどね…」

さといも「スティーブ・ブルースが無能なのか、そうではないのかという謎。」

広澤「小説*でも書いていたんじゃないですか?」

*スティーブ・ブルース監督は、ミステリー小説家でもある。過去に、'STRIKER!', 'SWEEPER!', 'DEFENDER!'の三冊を発表している。

結城 「やはりここで致命的だったのは、獲得した前線が働かなかった問題ではないでしょうか?
クラブ史上最高額でパレルモから獲得したアベル・エルナンデスが4ゴール。ベン・アルファ、ガストン・ラミレス、トム・インスという錚々たる攻撃陣も、イマイチ機能しないまま終わってしまいました。トム・インスに関してはレンタルで放出されていましたし。癖のある選手を選び過ぎたというのもあるんでしょうけど…」

でらぺら党「ハル・シティは適度に守れてはいましたもんね。」

結城 「守ってキッチリカウンター、っていうシステムに徹すれば降格を避けられた気もしますけどね。結果的にイェラビッチとディアメっていうカウンターを得意とするタイプが、チーム内の得点ランキングにおける1位と3位ですし。結果論ですが、解りやすくめちゃくちゃ速いとか、デカいとかいう選手を加えた方が良かったのかもしれません。冬に取ってきたアフリカの身体能力系FWダメ・エンドイェは13試合で5ゴールの大爆発ですし、最初からこれに気付いていれば…」

db7「得失点差だけだったら、ここはアストン・ヴィラ、サンダーランド、ニューカッスルより上なんだけどね。」

広澤「左サイドバックにアンディ・ロバートソンとかいたじゃないですか。彼を使わずに、本職MFのブレイディがサイドバックで使われていたりして、その辺もイマイチも良く解らなかったですね。」

結城「アンディ・ロバートソンはスコットランドのアマチュアチーム出身だったりして注目しているんですけど、間違いなく、プレミアのクラブから狙われるでしょうね。」

db7「最後、フェライニが削っちゃったやつだね。」