『Onmanorama』は「2018年ワールドカップに向けた予選でグアムに敗れたインドは、国外で生まれた選手を引き入れるためにリストアップを行っている」と報じた。
国内のリーグが盛んでない場合、外国で育った選手を引き入れて強化を行うことは良くある手法である。アジアではフィリピンや東ティモール、パレスチナ、アフガニスタン代表などがその形でチームを躍進させている。
インドではこの手法に対して国のスポーツ省が反対していたため多くはなく、日本出身の和泉新選手が2013年に代表デビューした際も比較的驚きを持って迎えられた。
しかし、前回のAFCチャレンジカップ予選での敗退、今回のグアム戦での衝撃的な敗北と苦戦が続き、一時は王者として確固とした立場にあった南アジアの覇権すら失い始めている。その状況を変えるため、サッカー協会は政府を説得するために動いているという。
連盟側はインドのサッカーを発展させるためには外国人選手の引き入れが必須になると考えており、なんとかスポーツ省の考えを変えさせようとしているとのことだ。