結城「後は、地味にジェンキンソンが良かったですね。アーセナルでの細かいサッカーではなく大味なサッカーになって、ガンガン突っ込んでいく推進力が強みになった。アーセナルにはああいうタイプでのアクセントが必要な気もするけど、このままウェストハムに残留しそうだなあ…」
さといも「後は、アレクサンドロ・ソング・ビロングさんか。」
黒崎「ソング、頑張ってませんでした?」
らんぷす「そうですよね、前半とか。」
結城「でもどうなのかなと思ったのは、アーセナル時代とは別人になって帰ってきた感。もっと守備でガンガンやれるマルチな選手だったのに、バルサでやたらお洒落なパスをする人になって帰ってきた感じ。行った時はワンボランチをこなす選手だったけど、帰ってきたらセンターハーフになってた。」
さといも「昔さ、ボルトン率いている時に中盤でスペイン人を使ってなかった? あの感じで。そのソングの変化した感じも、アラダイス的には全部結果的にオーケーだったんだろうなと。」
結城「ああ、イヴァン・カンポ…懐かしいですね。」
さといも「万能性で評価されてバルセロナに行って、帰ってきたら本来評価されていなかったテクニック的なところで再評価されているのは面白いよね。」
結城「サコーとか、来た時は謎なキャラでしたが。謎のまま覚醒しましたね。ヌルヌルとしてて、不思議な選手でした。」
広澤「そこは、信頼のセネガル印のストライカーなんで。」
結城「宝箱感あったよね、彼。育ったら、どんな選手になるのだろうか…というワクワク感がある。アラダイスも『サコはこれまで見てきた中で最高のFWになれる』 とコメントしていますね。キャロル、ちょっと可哀想ですけど。」
さといも「今僕らは『アラダイスの迷宮』、みたいなものに入り込んでしまったよね。彼の好きなタイプのFWって、あれなのか…という。」
db7「レスターと違って、冬までは凄いよかったんですよね。アフリカネーションズで主力を抜かれて、失速と。」
結城「サコーは怪我でチームに残されて、ちょっと揉めましたね。アフリカネーションズではありがちですけど、『本当に怪我しているのか?』という。」
黒崎「怪我していたはずが、普通にリーグ戦に出ていたりしますからね、そのパターン。」
《次回へ続く…》