ペップ・グアルディオラ率いるバイエルン。

13シーズンにわたりチームを支え続けたレジェンドの退団に、チームは“DANKE(ありがとう)”というメッセージで感謝の気持ちを表現していた。

バスティアン・シュヴァインシュタイガーという経験ある選手の退団は、チームにどんな影響を与えるだろうか。

キャプテンシーやリーダーシップといった側面はもちろんのこと、ユーティリティ性や攻撃面など戦術に関しても不在を感じる時が来るかもしれない。シュヴァインシュタイガーなきバイエルンをグアルディオラがどうまとめていくのか、注目である。

そんなバイエルンだが、あの『Opta』がこんな写真を投稿していた。

ピッチ中央に並べられた11人の選手たち・・・。いずれもバイエルンの選手である。

実はこれ、シュヴァインシュタイガーの代役となりうるバイエルンの選手であり、「グアルディオラには11枚のカードがありますよ」ということを主張するためのデータなのだ。

並べられた選手は以下の通り。

ジェローム・ボアテング
ヤン・キルヒホフ
シャビ・アロンソ
ハビ・マルティネス
フィリップ・ラーム
ジャンルカ・ガウディーノ
ヨシュア・キミッヒ
セバスティアン・ローデ
ピエール・ヘイビャウ
ダヴィド・アラバ
ティアゴ・アルカンタラ

いずれもボランチのポジションでプレーできる選手であるが、守備に強いボアテングやキルヒホフや新加入のキミッヒ、展開力に秀でたシャビ・アロンソやガウディ-ノ、司令塔タイプのティアゴ、万能型のアラバやラームなど実に様々なタイプの選手が揃っている。

この中で、今夏バイエルンに加入したのはキミッヒとローンバックのキルヒホフのみ。そう、このポジションを緊急補強したわけではないのだ。

シュヴァインシュタイガーの退団で、よりいっそう選手層の厚さが注目されたバイエルン。シュヴァインシュタイガーは2014-15シーズン中盤の選手として28試合に出場したわけだが、彼のポジションを誰が奪っていくのかに注目するのもおもしろそうである。

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