『L'Equipe』は「フランス・リーグアン、並びにリーグ・ドゥにおける昇降格クラブ数については、8月13日に裁判所の裁定が下される」と報じた。

今夏フランスリーグで最も大きな改革と言えるのが昇格、降格チーム数の減少である。フランスプロリーグ連盟(LFP)は先月の委員会において「1部、2部の間の昇格、降格チーム数を2に削減することが決まった」と発表した。

1部に所属する20クラブのうち19クラブの賛成を得て決められたものであるが、当然2部のクラブからは反対意見が続出し、最終的にはフランスサッカー連盟(FFF)がLFPの決定を許可しないという判断を下したのである。

そして、LFPのフレデリック・ティリエ会長はこのFFFの選択に対して抗議し、この件についての判断を裁判所に任せることを決定していた。

記事によれば、フランス国務院(最高裁判所)はこの件についての判断を8月13日に下すことを決定したとのこと。つまり8月8日にフランス・リーグアンが開幕を迎えた際には、まだ何チームが降格するのか決まっていないという意味になる。

昨季も2部昇格を保留されたリュゼナックの件が9月以後まで継続され、不明瞭なままスタートしたフランスリーグ。今季も結局全てが決まらない状況で開幕の日を迎えそうだ。

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