今季からレアル・マドリーの監督に就任したラファ・ベニテスの妻モントセラート・セアラさんの発言が話題を呼んでいる。

『La Region』紙のインタビューを受けたモントセラート・セアラさんは夫ラファ・ベニテスとの馴れ初めからカシージャス、モウリーニョにいたるまで質問に回答した。

特に話題となったのが、モウリーニョについて語ったシーン。

「ベニテスがモウリーニョの後を受け継ぐ3回目のクラブだよね?」の質問に(冗談回答)と前置きをしながらも、「夫はモウリーニョが散らかしたチームを後片づけしている。勿論、名門チームは数少ないからキャリアがクロスするのは仕方がないわ」と回答した。

これに対してモウリーニョが「レディはちょっと混乱しているね。全く笑えない」とコメント、「チェルシーの時はロベルト・ディ・マッテオ、レアル・マドリーの前任はカルロ・アンチェロッティだった。ラファ・ベニテスが唯一私の後を継いだインテルでは6か月でチームを破壊した」、「彼女は夫の体型維持に集中したほうが良い」と批判したため"炎上"騒ぎとなってしまった。

質問者が夫人に投げかけた質問は「モウリーニョが過去に指揮したことのあるチームを率いるのは3チーム目だよね?」という様に見えるのだが、モウリーニョには冗談は通じなかったようだ。

だが、これ以外にも面白い発言があったので今回は幾つかピックアップしてみた。

モントセラート・セアラ・ベニテス(ラファ・ベニテスの妻)
「夫と初めてデートしたのはマドリーのピザ屋だった。

当時、私はサッカーのことを良く知らないのに、夫はペンを拾い、テーブルクロスの上で4-4-2とは何か?について説明し始めた。夫はいつでもサッカーの試合から離れることができない」

「夫にとってサッカーは仕事ではない。情熱でやっているの」

「カシージャスはレアル・マドリーでキャリアを終えるのに相応しい。しかし、(ポルトへ移籍した)これがサッカー」

1998年にラファ・ベニテスと結婚し、現在はクラウディア、アガタと2人の娘さんを持つ母親であるモントセラート・セアラ・ベニテス夫人、一家は平穏を望むものの2012年に「Women of the Year」を受賞しているなど前に出てくる機会は少なくない様だ。

夫のスペイン帰還を機にスペインのサッチーとして『ご意見番』になれるだろうか?

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