ロイ・ホジソン監督率いるイングランド代表は、来月行われるEURO予選(サンマリノ、スイス戦)に向けた代表メンバー22名を発表した。

FWとして選ばれたのは5人。

ラヒーム・スターリング、ウェイン・ルーニー、ハリー・ケイン、ジェイミー・ヴァーディ、セオ・ウォルコット。

その5人からスターリングを除く4人とチャーリー・オースティン(2部QPR)、カラム・ウィルソン(ボーンマス)、サイード・ベラヒーノ(WBA)、ジャーメイン・デフォー(サンダーランド)、ダニー・ウェルベック(アーセナル)ら代表レベルのFWたちの最近の調子を比較したグラフィックがこちら。

リーグ戦過去14試合におけるゴールとアシストの成績を示したものだ。プレミアリーグと2部チャンピオンシップの成績が混在しており、単純な比較は無理。とはいえ、ひとつの指標にはなるかもしれない。

昨季プレミア初参戦で18ゴールとブレイクしたオースティンは今季も開幕5戦で4ゴールと好調。ここ14試合で12ゴールに絡んでいるというが、彼は現在2部に所属していることを考慮すべきだろう。

それに次ぐ数字を残しているのが、レスターFWヴァーディでプレミアで6ゴール5アシストと11ゴールに絡んでいるという。

そして、ヴァーディと同じく11ゴールに絡んでいるのが、ボーンマスのFWカラム・ウィルソン。23歳のウィルソンは昨季2部で20ゴールをあげて活躍、プレミアに昇格した今季もウェストハム戦でハットトリックを達成するなどここまで4ゴールを記録している。彼にはフル代表経験はまだないが、今後注目の存在となりそうだ。

それ以外で言うと、代表キャプテンであるルーニーはここ最近不発。プレミアリーグにおいて、ここ10試合ノーゴールなのだ。そして、ハリー・ケインも今季はいまだノーゴールである。

最近好調だというヴァーディは岡崎慎司の相棒として日本でも知名度を上げている。イングランド代表での出場経験はまだ1試合のみだが、スリーライオンズにおいても今後存在感を発揮していけるだろうか。

さて、最後に触れなければならないのは、このツイートをしているのがレスター系のサイトだということ。イングランド代表にふさわしくないとの声もあるヴァーディについて、反証するデータを引っ張り出してきたともいえる…。

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