サッカーに限らずスポーツ界には語り継がれる伝説の試合やプレーがある。今から20年前の1995年9月6日、ウェンブリー・スタジアムで起きたこのプレーも伝説と言える。
コロンビア代表GKレネ・イギータがイングランド代表相手にやった衝撃のスコーピオンである。
この動画は20年が経つことを記念し、FAがYoutubeにアップしていたものだ。 相手のイングランドにとっても、いつまでも忘れられないプレーなのかもしれない。
ジェイミー・レドナップのシュートをクレイジーなスコーピオンキックで弾き飛ばして見せたイギータ。2012年に『Mundo Deportivo』のインタビューで“やった”理由をこう明かしていたという。
レネ・イギータ(元コロンビア代表GK)
「子供たち(のプレー)はずっと私のインスピレーションだった。街角や公園で彼らがバイシクルキックをやろうとしているのをずっと目にしていた。それを反対でやるといいんじゃないかと彼らに言ったんだ。そして、イングランドでのあの日、5年間待ち続けたボールが私のもとにやって来たんだ!」
遊び心を超越したファンキーなプレーであったが、今後も永遠に語り継がれていくことになるはずだ。