ジブラルタル代表

現在、EURO2016予選でUEFAへ初参加となったチームがある。ジブラルタル代表である。

ジブラルタルは、イベリア半島の南端に位置する地域でスペインとは地続きなのだがイギリスの海外領土である。そのために、スペインは領有権を主張しており、現在もFIFAには加盟できていない。

それでも、サッカー協会発足は1885年と古い歴史を持ち、地域内で独自のリーグ戦を行うなど、長い道を1歩ずつ進んできた。

2009年、アフリカのチームとほぼ同じタイミングでヒュンメルのユニフォームがリリースされている。

ジブラルタルへは、アフリカのような一回ではなく、2009年から2012年にかけて長いサプライが行われた。上記の2009年のユニフォームが、アフリカの"それ"とは違いシンプルだったのに対して、2010-12シーズンのモデルはこだわった作りになっている。同系色のストライプになっているのがわかるだろうか?

アイランド・ゲームズなどFIFA未加盟による小さな国・地域での大会で用いられた。その後は、リーズなどへのサプライ経験を持つアドミラルへサプライヤーを移している。

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