マンチェスター・シティのキャプテンであるベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ。

先日のCLユヴェントス戦で負傷してしまったことで、ウェストハム戦とサンダーランドとのキャピタルワンカップを欠場する見込みだ。

『guardian』によれば、2012年3月に初めてふくらはぎを故障したコンパニにとって、同箇所を痛めるのはこれが10度目だそうだ。

ユーヴェ戦では残り20分から2失点したシティだが、プレミア5試合では無失点を誇っており、マヌエル・ペジェグリーニ監督としては彼の欠場は頭の痛い出来事のはずだ。

そんなペジェグリーニ監督はコンパニの“姿勢”が怪我を生んでしまう要因ではないかと口にしたという。

マヌエル・ペジェグリーニ(マンチェスター・シティ監督)

「彼のプレースタイルだ。ヴァンサンは100パーセントのインテンシティでプレーする。全ての試合だけでなく、全てのトレーニングにおいてもね。それが彼がいつも取り組むやり方さ」

また、少し強度を緩めるようコンパニに対し求めたことがあるかを聞かれるとこう語ったそうだ。

「それは難しい。彼にとってはそれは簡単じゃない。時折彼は常に100パーセントじゃないようにしているが、変えることはできない」

練習から常にフルパワーを発揮していることが、逆にあだになっていると語ったペジェグリーニ。真摯に取り組む姿勢によって、怪我に苦しまされるというのはなんとも皮肉である。

コンパニが抜けたシティのDFラインには期待のニコラス・オタメンディが入ることになるはず。彼にかかる期待も大きい。果たして無失点を続けることはできるだろうか。

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