ジョゼ・サエズ
「上司から若い軍人達まで、とても良くサッカーをするよ。共にプレーしている彼らが戦争の前日までそれが出来るのかどうか……いや、まあ、それは冗談だよ。ちょっと奇妙な感覚ではあるね」
「(環境は?)
寄宿舎のようなものを想像していたんだけどね。実際は最先端の施設があるフォンテーヌブローで練習をしていて、各々に部屋が与えられている。ワールドゲームスでは兵士と共に2人一部屋になる予定だ」
「(報酬は?)
それは日ごとに支払われる。一日90ユーロ(およそ1.2万円)だ。率直に言って、綺麗な住居を提供されて、韓国までの航空運賃も貰って……と考えればとてもありがたいよ」
「(髪は?)
我々の仲間は毎日髪を剃る必要があるね。そして、我々もおそらくそれをやらなければならないだろう。僕は長髪だから、少し奇妙な感覚だね」
「(食事は?)
Flunch(フランスのファストレストランチェーン。あまりおいしくないと評判)より、10倍良いよ(笑)。おいしい。別に焼いただけの豆とか食べてるわけじゃないよ」
「(大会に向けて)
我々は金メダルを取らなければならない。なぜなら、フランスは昨年欧州王者になっているからだ。しかし、それは簡単じゃない。徴兵制を採用している韓国のような国が優勝候補になるだろうからね」
フランスリーグで活躍したベテラン4名が突然軍に入隊したワケとは?
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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