ブリーラムには現在、元オリンピアコスのブラジル人FWジオゴ・ルイス・サントが所属している。この元U-23ブラジル代表ストライカーは、不完全燃焼に終わったヨーロッパ時代の鬱憤を晴らすかのように、タイでゴールを量産中だ。
一方のナコーンラーチャシーマーには、元ACミランのガーナ代表FWドミニク・アディアーが所属しているが、タイでは、これまでにも海外のビッグネームが移籍して話題となった。有名どころでは、いずれもムアントン・ユナイテッドに加入した元イングランド代表FWの悪童ロビー・ファウラー、同じく同国代表FWで、現在はジュビロ磐田でプレーする大型FWジェイ・ボスロイドなどがいる。
指導者を見てみると、BECテロ・サーサナが、ヨーロッパで数々のビッグクラブを率いてきたスヴェン・ゴラン・エリクソン氏とアヴラム・グラント氏を2012年と2014年にそれぞれテクニカルディレクターとして招聘している。また、アーミー・ユナイテッドで現在指揮を執るのは、かつてトッテナムで活躍した元イングランド代表のギャリー・スティーヴンス氏といった具合に、こちらも豪華な顔ぶれ。