◆商業収入(Commercial)
●広告とメディアのデジタルシフト
●メガクラブのサポーター数と世界的人気
●デジタルデバイスの普及とSNS・モバイルマーケティング
●ローカルのマスよりグローバルのダイレクトへ
ざっくり言えば主にスポンサーから入るお金と言えます。ユナイテッドに限らず、商業収入が全体収入に占める割合が激増している事実はデロイト等の資料を見れば明らかです。
増えすぎて収入のバランスが崩れるのも問題になりますが、これからも増えることは間違いないでしょう。
◆ユナイテッドのスポンサーとブランド力
スポンサーと言っても誤解されがちなパトロン的要素ではなく、基本的にはビジネスとしての広告料やブランド使用料です。
モータースポーツ、特にF1を昔からお好きな方は、車体やヘルメットに大小多数の企業名やロゴが入っていることは見慣れていると思います。今では規制されてしまいましたが、以前は大きくタバコメーカーのロゴが大きく入っていたことなども広告です。シボレーはユナイテッドの胸のスペースを買い取って広告を打っている、ということに他なりません。
大きな収入と言えば、これら胸スポンサー、スタジアム等のネーミングライツ、キットサプライヤーなどが挙げられます。大型スポンサー2社に関しては、フットボールクラブとしては世界一高額のスポンサー料で契約しました。
ここにマンチェスター・ユナイテッドの商業的広告価値が見て取れると言えなくもありません。
《その2へ続く》
筆者名:db7
プロフィール:親をも唖然とさせるManchester United狂いで川崎フロンターレも応援中。
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@db7seven