12日、『Chronicle Live』は「ニューカッスル・ユナイテッドは、オランダ代表GKティム・クルルが負傷したことによって100万ポンド(およそ1.8億円)の補償金を受け取る権利が発生する」と報じた。
先日行われたカザフスタン戦で膝を負傷したティム・クルルは、右膝前十字靱帯の断裂によって2015-16シーズンの全てを欠場することが決定した。
インターナショナルマッチウィークの公式戦における選手の怪我に対しては、FIFAが補償金の支払いに関するルールを定めている。
制定された2012年から2014年までに支払いが行われたのは126例で、これまで2900万ポンド(およそ53.4億円)が補償金として各クラブに渡ってきた。
ティム・クルルのケースはこの補償金支払いに関するルールに該当することになり、ニューカッスル・ユナイテッドにはFIFAに請求を行う権利が発生する。
クルルの週給は3万ポンド(およそ552万円)で、離脱はおよそ9ヶ月と見込まれている。このためニューカッスルは100万ポンド以上の補償金を受け取る権利が発生することが予想されている。
とはいえ、この補償金については一括で支払われるわけではないため、ニューカッスルがこれを使って緊急的に補強を行うことはできない。
クラブは18歳のGKフレディー・ウッドマンをクローリー・タウンへのレンタルから呼び戻してクルルの離脱をカバーしようとしている。