北アイルランドをフランスへ導く

A代表には2010年にデビューしたマゲニスだが、右サイドバックをやっていたこともあり、2015年10月1日の時点で0ゴールであった。

188cmの身長に90kg以上の体重、胸板は厚くフィジカルは強い。だが、得点力に関して言えば物足りない。そのために、監督によってはセンターバックへの転向も進められたこともあったという。

だが、8日のギリシャ戦で今予選、初先発のチャンスが巡ってくる。

カイル・ラファティーの欠場により出場機会が巡ってきたのだ。監督のマイケル・オニールはこう言ったという。

マイケル・オニール
(北アイルランド代表監督)


「18か月お前を見てきた。

何かを証明する必要はない。もうお前は準備ができている」

その言葉通り、マゲニスは代表初得点をあげチームはEURO2016本戦出場を決めた。

「本当に信じられない」、マゲニスは素直な感想を口にしている。

チームメイトのギャレス・マコーリーは語る。

ギャレス・マコーリー
(北アイルランド代表DF)


「ビッグ・ジョシュ。彼は今予選で初先発でした。

彼はチームの心であり魂です。私は非常に満足しています」

このまま歩みを続ければ、もうDFやGK、ラグビー選手に戻る必要はなさそうだ。

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