ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがブンデスリーガで爆発している。

リーグ戦8試合に出場して12ゴール、17日のブレーメン戦では久々に得点がなかったものの得点王ランキングを独走中だ。

ブンデスリーガで知名度の高い選手が得点王になったのはここ5、6年のこと、以前は毎年”渋い”選手が得点王ランク上位に来ることで我々に新しい発見を提供してくれた。

今回は、過去のブンデスリーガを彩った隠れた名ストライカーを紹介しよう。

アイウトン

ヴェルダー・ブレーメンの優勝に貢献したストライカー。2003-04シーズンには、自身も得点王、リーグ年間最優秀選手に選ばれた。

分厚い胸板を持ち一見太いが、強さ速さ巧さを兼ね備えてゴリゴリと得点を量産。攻撃的で3点とられたら4点取り返すブレーメンの攻撃サッカーを支えた。

ブレーメン退団後は、中国、スイス、セルビアなど世界各地のクラブを転々としたが、40歳までプレー。昨年、引退を発表している。

体格という濃い髭といい漫画『アゴなしゲンとオレ物語』を彷彿とさせる愛すべきキャラクター。しかし、当時のブンデスリーガでは、エウベルしかりいくら活躍してもブラジル代表に居場所を見つけることは難しかった。

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