グラフィッチ

大久保、長谷部らと共にヴォルフスブルクのリーグ優勝に貢献した。サンパウロ、ル・マンなどでプレーし、ル・マン時代は松井大輔と同僚でもあった。

プロになったのは22歳と遅く、それまでゴミ袋を売り生計を立てていたという。

およそ190cmの身長に強さ・高さ・巧さを兼ね備えながら今一つ爆発しきれない存在だったが、2008-09シーズンの34試合で54ゴールを叩きだした。

グラフィッチとエディン・ジェコの2トップは「ブンデスリーガ史上最高の2トップ」とも呼ばれた。現在は、ブラジル2部でプレー。中東に移籍しなければ、トップチームでのキャリアを続けていたのかも知れない。

【次ページ】バイエルンの伝説