20位 ウクライナ(FIFAランク28位)

予選グループC3位(6勝1分3敗、14得点4失点)→スロベニアとのPO2戦合計3-1

アンドリー・ヤルモレンコ(ディナモ・キエフFW)とエフゲン・コノプリャンカ(セビージャMF)はエキサイティングなアタッカーであり、彼らはウクライナを決勝トーナメント進出を争わせることになるだろう。ウクライナは予選においてディフェンスも酷かったため?、印象を与えることを願っている。ポーランドとの共催だった3年前の大会では、グループステージで敗退。

19位 北アイルランド(FIFAランク29位)

予選グループF1位(6勝3分1敗、16得点8失点)

マイケル・オニール監督は北アイルランドを本大会に導くという奇跡をやってのけた。だが、まだ本当のチャレンジはやって来ていない。チームの大部分はプレミアリーグの下位チームや、下位リーグの選手たちから成っている。グループステージ突破でも素晴らしい偉業になるだろう。9試合で7点を決めたFWカイル・ラファティーがタリズマン(お守り)であった。チームメイトたちはパリでも彼のインスピレーションを頼りにしている。

18位 スイス(FIFAランク11位)

予選グループE2位(7勝3分け、24得点8失点)

予選においてイングランド相手に2敗したことは、本大会であまりいい印象を残せないかもしれないことを示唆している。そうは言っても、スイスはジェルダン・シャキリ(ストーク)にボルシアMGの2人(MFグラニット・ジャカとFWヨシプ・ドルミッチ)ら成長中の選手を擁している。

17位 トルコ(FIFAランク17位)

グループA3位(5勝3分2敗、14得点9失点)→最も勝ち点を得た3位として出場権獲得

予選ではオランダを上回り、最も成績が良かった3位チームとして突破を決めた。FWブラク・ユルマズ(ガラタサライ)が予選におけるトップスコアラーで、主な脅威も彼になるだろう。MFアルダ・トゥラン(バルセロナ)もチームにおいて突出した存在である。EURO2008ではセミファイナリストになったが、その再現は難しそうである。