# 17 宮本 恒靖(DF)

当時の年齢:25歳
現在の年齢:38歳

現所属:現役引退(2011年)

森岡隆三の負傷により、2002年大会の残りのゲームで最終ラインに入ったのが宮本だった。直前の試合で鼻骨を骨折していたためフェイスマスクをして試合に登場すると、「ジャパニーズバットマン」として一躍有名に。2006年大会でもキャプテンとして本大会に出場している。引退後はFIFAの大学院FIFAマスターで学位を取得するなど独自のキャリアを歩んでおり、今年1月に古巣G大阪のアカデミーコーチングスタッフに就任。今年のJリーグアウォーズにて、「Jリーグ功労選手賞」を受賞予定である。

# 5 稲本 潤一(MF)

当時の年齢:22歳
現在の年齢:36歳

現所属:コンサドーレ札幌

日本代表の2002年大会は、この男の活躍なしには語れない。初戦のベルギー戦で値千金の逆転ゴールをゲット。さらには続くロシア戦でもゴールを奪い、日本にワールドカップ初勝利をもたらした。大会後、アーセナルからフラムに活躍の場を移し、マンチェスター・ユナイテッドからもゴールを奪う。その後、様々なクラブを渡り歩き現在は札幌に所属。2012年には女優でモデルの田中美保と結婚した。

# 6 服部 年宏(MF)

当時の年齢:29歳
現在の年齢:42歳

現所属:現役引退(2013年)

磐田の黄金時代を彩った服部。1998年大会の日本代表にもメンバー入りしている。2002年大会ではロシア戦で小野伸二との交代で途中出場し、初のワールドカップ出場を飾った。2006年に磐田を退団すると、東京Vや鳥取、岐阜を経て2013年に引退。38歳で迎えた鳥取での2012年シーズンはJ2で全試合出場を果たすなど、「鉄人」と呼ばれるに相応しいプレーを見せた。2014年、磐田の強化部長に就任している。

# 7 中田 英寿(MF)

当時の年齢:25歳
現在の年齢:38歳

現所属:現役引退(2006年)

1998年大会、圧倒的なカリスマでチームを牽引したヒデ。2002年大会でもチームの中心としてプレーし、チュニジア戦ではヘディングでゴールを奪った。1998年大会から2006年大会まで全ての試合に出場しており、岡田、トルシエ、ジーコら全ての代表監督から信頼を掴んだ。現役引退の知らせはあまり突然のことだった。29歳の若さでピッチを去った中田は今、世界中を旅し自身の今後を模索している。

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