J2・水戸ホーリーホックは8日、ベトナム代表FWグエン・コン・フォン(20歳)の加入が内定したことを公式発表した。

契約期間は来年1月から1年間、現在所属するベトナム1部ホアン・アイン・ザライ(HAGL)からの期限付き移籍となる。

グエン・コン・フォンは「黄金世代」と称されたU-19ベトナム代表の絶対的なエース。卓越した個人技から「ベトナムのメッシ」の異名を持ち、兼ねてよりJリーグ入りが確実視されていた。

今回の決定により、2013年にコンサドーレ札幌でプレーした「ベトナムの英雄」ことレ・コン・ビン以来2人目のベトナム人Jリーガー誕生となる。

水戸の公式サイトにはコン・フォンからのメッセージも掲載されている。

「この度は水戸ホーリーホックの一員となれることをとても嬉しく思い、また興奮しています。

水戸ホーリーホックが私にプレーする機会を与えてくれることにとても感謝しています。私のサッカー人生において、Jリーグのような高いレベルでサッカーができることはとても貴重な経験となります。先日水戸を訪れた時、水戸にはとても温かく素晴らしいファンのいるスタジアムがあり、サポーターの皆様はとてもプロフェッショナルだと感じました。

2016年の水戸ホーリーホックにもぜひ熱い応援をお願いします。そしてこれから先、私のベトナムのサッカー仲間がJリーグでプレーする機会が増えていくことを祈っています」

なお、12月23日にベトナムにおいて調印式が行われる予定とのこと。

※Qolyではこれまで「グエン・コン・フオン」と表記してきましたが、水戸の表記に合わせ「グエン・コン・フォン」とします

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