2:ファン・ハールを解任し、ライアン・ギグスを昇格

外部から監督を獲得しなくても、内部からの人材を使っていくことも可能だ。ライアン・ギグスは将来のマンチェスター・ユナイテッド指揮官として期待されており、デイヴィッド・モイーズ解任の後にチームを率いたこともある。

肯定的な面で言えば、ライアン・ギグスを監督として指名することは、マンチェスター・ユナイテッドの哲学や、芯となっている考え方に合わせられるという点がある。クラブからも信頼されるべき存在であり、そのあたりの関係も強い。

もしギグスが監督になれば、彼は古きよきマンチェスター・ユナイテッドへの回帰を狙って指導を行っていくだろう。

しかし、リスクは明らかである。マンチェスター・ユナイテッドの仕事は適切なタイミングで受け渡される必要があり、今は再構築が必要とされている時期だ。

もしギグスがその仕事に失敗してしまったら、彼の評判に、最初のキャリアの傷を付け、ユナイテッドというクラブにとっても損害になる。

【次ページ】その3