おそらく、その火付け役となったのはパロディアカウントの『Footy Jokes』。

このアカウントでは、試合情報など一切書かずにこのトリックプレーを紹介している。

その直後、日本でも人気のパロディアカウント『BBCSporf』も追ってこの動画を投稿している。

さらに、スペインのスポーツ紙『AS』も「ここ10年間で最高の戦術的な動き」とこの映像を記事にしている。

同紙はパロディアカウントとは一線を画すマスメディアである。にもかかわらず、このプレーを「話題の動画」として紹介しているのだ。その証拠に、この映像を伝える記事にはこれがいつのどの試合であるかという記述がない。

その代わりとして「バイラル動画」や「インターネット上の現象」といったタグがつけられ、ただ動画だけが掲載されているのだ。

あるサイトが紹介した動画が話題となり、他のメディアも取り上げそれがウイルスのように広がっていく…。その是非は一旦置いておくとして、まさに「ソーシャル時代」の象徴とも言うべき現象であろう。

余談ですが、編集部Sも数十秒の映像からこの試合がルートン・タウン対ノーザンプトン・タウン戦のものであるということを割り出すのに苦労しました…。

ちなみに、試合はアウェイのノーザンプトン・タウンが3-4で勝利している。

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