ここにきて、2013年の夏にアンチ・ユナイテッドのフットボールファンたちが恐れていたであろう事が現実になろうとしている。

ジョゼ・モウリーニョの名がファーガソンの口から“後継者”として出てくることはなかったが(私は当時、マドリーを退任したモウリーニョを見てユナイテッド就任を確信していたが…)、2004年から率いたチェルシーでの第一次政権時から度々モウリーニョ自身が口にしていた夢の劇場での仕事が、見られるかもしれない。

ファン・ハールがその椅子に座っている限り、私は全力で彼を支持する。しかし、解任となれば私はモウ・ユナイテッドを両手を上げて歓迎するだろう。

ペップ・グアルディオラが隣のチームに行くのであれば、それに対抗するべきであり対抗できえるのは最早、彼しかいないように私は思う。いつの日か来るとされる、ライアン・ギグスの就任は、今ではないはずだ。

その理由を最後に述べて、今回のコラムを締めさせていただこう。

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