サミュエル・エトー
売却額:450万ユーロ(現在のレートでおよそ5.7億円)
買い戻し額:失敗
彼の場合は買い戻しオプションが付随していなかった。マジョルカに450万ユーロで売却されたものの、経済的権利の50%を残すことで将来的な優先交渉権を持っていただけだった。
ではなぜ失敗しているのか? 2004年にフロレンティーノ・ペレス会長は彼を買い戻そうとしていたが、チームの外国人枠が詰まっていたこと、そしてバルセロナとの取り引きを嫌ったからだという。
マジョルカ、バルセロナ、レアル・マドリー3者間の交渉の末、エトーは2400万ユーロ(現在のレートでおよそ30.5億円)という移籍金でカンプ・ノウへと移っていった。
アルバロ・モラタ
売却額:2000万ユーロ(現在のレートでおよそ25.4億円)
買い戻し予想額:3600万ユーロ(およそ45.8億円)
アルバロ・モラタに買い戻しオプションが付随していることは誰もが認めており、その金額は今年夏の段階で3600万ユーロだ。
本人、そしてユヴェントスも全てはレアル・マドリー次第だと言っている。メディアでは、買い戻した上でアーセナルに更なる高値で売却するというプランもあると話している。
全てはフロレンティーノ・ペレスの手にかかっている。