アレックス・ブロスク
「(9年振りの浦和だ。勝てば決勝トーナメント進出が決まる)
明らかにAリーグのシーズンは残念な終わり方だった。そして、我々はもっと良いものを見せられると分かっている。
僕が思うに、我々のスタイルはアジアの舞台で非常に効果的だ。我々は時間とスペースを与えないチームであり、守備はよかった。
これを維持することが出来れば、我々が決勝トーナメントに進むだけのポイントを獲得することが出来ると思うよ」
「(2007年の浦和戦に出場しただけでなく、清水エスパルスでJリーグでのプレー経験もあるね。浦和レッズはどう?)
彼らは日本で最も大きなクラブだよ。埼玉に電車、あるいはバスで行けば、すぐにそれを感じることが出来るよ。
ポスター、バナーが電柱に掛かっていて、全てがクラブを支えている。それが浦和という街だと、誰もが知っている。
プレーする度に、街は彼らの話題で持ちきりになる。そして、彼らは日本における本物のスーパースターたちだ。
浦和でプレーすることは、すぐにその人を有名人にするんだ。浦和に移籍できるというのは、大成功を収め、そして国際舞台へと登り詰めるということ。どんな日本の選手もそれを知っている。
あのオーラを持っているクラブは少ないよ。あれは、間違いなく彼らが作り出している雰囲気だ」
「(残念ながら、膝窩筋損傷での離脱が長引いているね)
決勝トーナメントの1回戦にも間に合う可能性はないね。それは次のシーズンの開始に向けたものだ。来年のためにね」
元清水のアレックス、浦和への褒め方と警戒感がハンパない
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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