ただ、水を差すわけではないがここであえて指摘しておきたいことがある。
今度はこちらをご覧いただきたい。
2 アヤックス
3 フェイエノールト
4 AZ
5 ユトレヒト ★★
6 ヘラクレス・アルメロ
7 FCフローニンゲン
8 PECズウォレ ★
9 フィテッセ ★
10 NEC
11 ADO
12 ヘーレンフェーン ★
13 FCトゥウェンテ ★
14 ローダJC ★
15 エクセルシオール ★★★
16 ヴィレムII(残留PO行き) ★
17 デフラーフスハプ(残留PO行き) ★★
18 カンブール(降格) ★★★
こちらはエールディビジの最終的な順位表と、ハーフナーが得点した相手に★を記したものであるのだが…
★が見事なまでに順位表の下半分(10位以下)、それも降格あるいはぎりぎり降格を免れたチームに集中しているのだ。
PSV、アヤックス、フェイエノールトの3強から0ゴールだったのをはじめ、得点を決めた相手では5位ユトレヒトが最高位で、残りの2つも8位ズウォレ、9位フィテッセである。
ADOは今季、フェイエにホームとアウェイで2連勝するという快挙を成し遂げ、ハーフナーもその立役者の1人となった。また、アヤックス相手に得点まであと一歩という場面もあっただけにこの表だけをもって判断することはできないが、こうしたデータもまた1つの現実である。
ハーフナーは今季の活躍によって移籍が噂されており、本人もステップアップに強い意欲を示している。できた部分とできなかった部分をしっかり受け止めて、新シーズンでの進化を期待したい。