いよいよEURO2016の開幕が迫ってきた。そんななか、『telegraph』では「これが最後のEUROになりそうな11人の選手たち」について取り上げていた。

イケル・カシージャス/スペイン代表GK/35歳

EURO2000、当時19歳だったカシージャスはサンティアゴ・カニサレスをバックアップするために初めて大会に参加した。今大会でデル・ボスケ監督が彼をスタメンに据えるかは分からない。だが、もし出場すれば6度目となる2020大会への挑戦には、あまりにも多くの批判がありそれに抗うことはできない。

ダリヨ・スルナ/クロアチア代表DF/34歳

34歳になった今もヨーロッパでも最も立派なクロッサーとしての地位を保っているスルナ。クロアチアのキャプテンでもある彼は、今大会後に代表から引退するだろうと発表している。EUROに初出場したのは12年前の2004年大会。2008年大会では、ドイツ戦でゴールを決め、チームも2-1で勝利している。

セルゲイ・イグナシェヴィチ/ロシア代表DF/36歳

2004年大会は怪我のため欠場したが、今回で自身3度目のEURO参戦となるイグナシェヴィチ。彼はCSKAモスクワとロシア代表の監督を兼任するレオニド・スルツキーの長年のお気に入りであった。

スピードがないと指摘されているが、ロシア代表史上最多キャップ数(117)を誇り、自らのポジションは機敏に確保している。

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