ルーカス・ポドルスキ/ドイツ代表FW/31歳

彼はまだ31歳になったばかりだが、多くの者にとって彼がまだ世界王者ドイツの代表にいることは驚きだった。とはいえ、今季ガラタサライでみせた好調さは、ヨアヒム・レーフの決断を正当化するものであった。実はこの4年半での代表ゴール数はわずか5つだったりもするのだが…。

ミロスラフ・クローゼは36歳でW杯優勝を経験しているので、2020年のポドルスキにも一縷の望みは残されている。ただ、彼は端役であることを考えれば、今大会が最後になる可能性がある。

ロビー・キーン/アイルランド代表/35歳

彼がアイルランドのフル代表にデビューしてから、18年以上が経つ。ジャック・チャールトン(1986~1996年にアイルランドを率いた監督)世代の最後が引退してから、長い間彼がチームを牽引してきた。

35歳になった今、インターナショナルレベルでは90分間の脅威というよりも、タリズマンとしての役割や、インパクトを持つロマンチックなサブとなっている。とはいえ、同僚FWシェイン・ロングが相手守備陣を疲弊させた時には、彼はまだやれるはずだ。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ/スウェーデン代表FW/34歳

カリスマであり傲慢であるこのストライカーは15年間の代表キャリアで、113試合62ゴールを積み重ねてきた。彼がいつまで続けるかは推測になるが、それはスウェーデン代表がというよりも彼自身が決めることになるだろう。引退を考えているといわれるイブラヒモヴィッチだが、こうも述べている。

「年齢はただの数字だ、全てはメンタル。もし俺が何かをやりたきゃ、俺はやる」

ジャンルイージ・ブッフォン/イタリア代表GK/38歳

W杯優勝経験者でもある彼の(EURO)最終章は今大会だ。この1月で38歳になった偉大なるブッフォンは、ディーノ・ゾフを模倣して40歳でW杯をプレーすることを計画している。イタリア代表史上最多となる157キャップを誇る彼は、衰えがみられないことから2018年ロシアW杯でもプレーすることだろう。

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