ジーコジャパン時代、日本代表のエースストライカーとして大ブレイクした大黒将志。

36歳になった現在も現役を続けており、今シーズンからはJ2のモンテディオ山形でプレーしている。

そんな大黒は先週末に行われた第21節レノファ山口戦、 負傷した林陵平との交代で16分から途中出場。

21分に先制ゴールをあげると、前半終了間際には年間ベストゴール級のゴラッソを決めてみせた!

アルセウのパスに反応すると、反転しながらこのダイレクトボレー!

動きながらのボレーは技術的にかなり難しいが、さすがは大黒である。シュート直前で反転しながらもしっかりボールにミートさせ、リードを2点に広げた。

この得点は「ベストゴールアウォード」の第21節におけるノミネートゴールに選ばれるなど、サッカーファンの間でも話題となっている。アクロバティックなシュートに目が行きがちだが、このゴールが生まれるまでには大黒による見事な「動き出し」があった。


伊東俊がボールを持っているこの場面、大黒は丸で囲った位置にいる。

この5秒後にはゴール奪っているのだが、ここから先の動き方がまさに「ストライカー」であった。

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