CMF:アーロン・ラムジー(ウェールズ)

おそらく1998年のルーマニアをオマージュしたものだと思われるが、彼の髪型には大きな注目が集まった。しかし、それと同じくプレーにも関心が注がれた。

ウェールズには数多くの印象的な選手がいるが、その中でも輝いていたのはラムジーら数人だ。ポルトガル戦で彼がいなかったのは、敗戦の一つの理由になったといえる。

左MF:イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)

これもまた髪型で話題を集めた選手ではあるが、クロアチアのベストパフォーマーの一人でもあった。レフトウイングとしては大会で最も輝いた男である。

クラブレベルでは常にそのポテンシャルを発揮できているとはいいがたいが、この代表チームでは一貫性を見せている。

右MF:ディミトリ・パイェット(フランス)

アントワーヌ・グリーズマンが後半戦の輝きになっているフランス。しかし、グループステージはむしろパイェットの試合だったと言える。

印象的なゴールで勝利を導いたほか、全体的なパフォーマンスも非常に素晴らしい。フランスに創造性を与え、デシャン監督にとって欠かせないピースの一つになっている。

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