シーズン開幕以降、J1で下位に低迷しているアルビレックス新潟。
ファーストステージのラスト3試合は2勝1分と調子を上げたが、セカンドステージの初戦は柏レイソルに1-0と敗れてしまった。
そんな新潟は先週末、ホームで湘南ベルマーレと対戦。
新潟生まれのストライカー、山崎亮平がこんなトリッキーなプレーを見せていた。
0-1とリードされ迎えた49分、田中達也が左足でクロスを送ると、ゴールに背を向けていた山崎が難しい体勢からトラップ。
ボールは少し流れたもののこれに追いつくと、ペナルティエリア内でバックヒール!
このスペースに加藤大が走りこみフリーでシュートを放つのだが、これは惜しくもクロスバーを越えていった。
しっかりと加藤のポジションを見て、ヒールパスを選択した山崎。
この時山崎の背後には島村毅が、加藤の近くには菊池大介がいたのだが、その意表を突いたパスに湘南の選手たちは対応することができなかった。
結局試合は0-1で湘南が勝利。
試合後、このチャンスでシュートを外した加藤は「後半は相手の陣地でボールを動かす中で、いつも課題である最後の崩しの部分がうまくできなかったので、そこがすごい悔しかったです」とコメントしている。