先々週に行われたJ1の柏レイソル戦で、横浜F・マリノスMF喜田拓也は決死のスライディングでチームを救った。

クリスティアーノのフリーキックに横浜FM選手が交錯し、ボールはDF中澤佑二に当たり自陣のゴールへ…。

誰もが失点を覚悟したのだが、U-23日本代表メンバーにも選ばれた喜田が危機一髪でこれをクリア!ゴールライン上でのレスキューはファンを熱くさせただけでなく、チームの勝利に大きく貢献した。

そんな喜田のクリアに負けないようなスーパープレーが、先週末のJ1でもあった。

Shonan BMWスタジアム平塚で行われた湘南ベルマーレ対サンフレッチェ広島戦は、1-2でホームの湘南がリードを許していたという状況。

すると67分、泥沼の5連敗中であった湘南にチャンスが訪れる。

大竹洋平のパスに上手く抜け出したジネイがシュートを放ち、これがバウンドしながらゴールの方向へ。

ボールはゴールラインを割るかに思われたのだが…広島DF千葉和彦が必死に食らいつき、なんとかクリアしたのだ!

体を投げ出し、ボールを蹴り出した千葉。

横からの映像こそないが、おそらくライン上でのクリアであったはずだ。これは喜田に負けない「神クリア」だ!

結局試合はこのまま広島が1-2と勝利し、千葉はチームの勝利に貢献。

試合後、広島の森保一監督は「押し込まれる場面が何度もありましたが、ゴールライン上でクリアしたり、圧力が掛かった中で失点してもおかしくないところを選手たちが粘り強く守り切って、この試合をものにできたことは、次からの戦いにもつながるかなと思っています」と総括している。

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